ストレスって何？

こんにちは。　トリニティ・コークリエーターの真理（Mari）です。

体調が悪いときは何かしらの症状に悩んだり苦しんだりしますが、それがいったいどこから来るのか・・・私が今思っていることを伝えようと思います。

先日、産業医先の復職面談で心身症の方と話をしました。まだ入社したばかりの若い女性で、元気そうに笑顔で来られたんですけど、その表情とは裏腹に３センターの心はめっちゃネガティブに振れていて、かなり違和感がありました。

心身症って簡単に言うと、ストレスが原因で体に症状が出たり悪化したりするもので、過敏性腸症候群・機能性ディスペプシア・アトピー性皮膚炎・頭痛やめまいなどが代表的ですかね。

彼女は、過敏性腸症候群と抑うつ状態で数ヶ月休んでいたので「その下痢とか抑うつとかの症状の原因は何だと思いますか？」って聞いてみたんです。そうすると大体ストレスが原因かもってなるし、仕事とか人間関係とか具体的なストレス源がどうかって話になるんですよね。

でも、トリニティを知ってから、私はストレスをこうした一般的な見方で捉えなくなったんです。

実際に仕事や人間関係がどうであろうと、それを自分の心（感情）と頭（思考）と体（感覚）でどう捉えるかなんですよ。そして、この心と頭と体がバラバラになるとそこに歪みや葛藤が生まれるし、それがストレスを感じる状態にもなるし症状として現れたりするんです。

だから、全てをストレスの一言で片づけるのでもなく、ストレスの原因を探して対処しようとするのでもなく、まずはそんな自分の心と頭と体の状態に意識を向けていくことなんですよね。

心身症の方は体に症状が出てくるんですけど、みんな心で感じてることと頭で考えていることがバラバラなんですよ。そして、だいたい頭の思考でこうしないといけないとか思って、心の感情で感じていることを無視したり押し殺しています。（私もアトピー人なので心当たりが…笑）

面談した彼女も、こんな話をしながら「あなたの心は、感情は今何を感じてるんですか？」と聴こうとし始めた途端に、笑顔を作っていた目から涙が止め処なく流れてきて、色んな思いや感情が溢れてきました。そうなんですよね・・・やっぱりここなんです。

心の感情って勝手に湧き出るものだから、辛すぎて反射的に感じないようにしたところで、絶対に無くならないんですよね。どこかに溜まっていくし溜まりすぎると解消しようとして体の症状に現れてきたりします。

病状的には復帰できなくも無かったのですが、感情を無視したまま思考だけで復帰を決めてもまた症状はまた現れるだろうし、バラバラが余計に強くなってまた苦しむことになりそうだったので、もう少し休んで自分の心の感情と向き合ったり、自分がどうしてこんなバラバラで苦しい体験をしているのか考えてみてもらうことにしました。

こうやって心と頭と体の話をしていくと、じゃあバラバラにならなければいいじゃんって思うかもしれないんですけど、でも実は、そもそも人間って心と頭と体がバラバラになるように創られているんですよね。

その本質を伝えているトリニティって本当にすごいなと思うんですけど、そこからでないと無条件の神に目覚められないし、そこからやることがあるんです（ここら辺の話はまたいずれ…）。

でも本当に、世のなか「ストレス」という便利な言葉を乱用して、大事なことに向き合えなくなってる感じがしています。症状は何かのサインだとよく言われますが、その意図を神の観点からもっと捉えられるようになりたいですね。

何かしらの不調で悩んでいる方は、ぜひ自分の心の感情と頭の思考と体の感覚の3つを意識して、今の状況を捉えてみれたらいいんじゃないかなと思います。

それでは、また(*^-^*)