Profile

私は普段、中小企業の嘱託産業医をしながら、長野県に開業した自由診療のクリニックで総合的な健康コンサルティングを行っています。

医師としてトリニティを生きていこうと決めた2021年9月。これから日々のDiaryを記していくうえで、私がこのトリニティに辿り着いた流れを、先にプロフィールとしてお伝えします。

私は幼少期からアトピーはあったのですが、家族にも環境にも恵まれて育ち、好奇心の赴くままに自由に生きてきました。運動好きだったのでスポーツドクター目指して医学部に進み、大学時代もそれなりに充実して楽しんでいました。

自由気ままに生きてきた人生から、慣れない医師生活に苦しむ日々へ・・・そして、持病のアトピーが重症化。

でも、大学を卒業して、医師免許を手にしたところから人生が変わりました。 あまりにも自由だった人生から、不規則な生活、医師の責任や重圧、慣れない人間関係など、いろんなものが一気に襲いかかりました。

今思えば、頭の思考では必死に納得させて頑張ろうとしていても、心の感情や肉体は全くついて来れていませんでした。

その結果、肘や膝や首だけだったアトピーが徐々に全身に広がり、ステロイドをどれだけ塗っても抑えられず、夜は痒みで眠れなくなりました。当時は働きながら限界が来るたびに、病院の屋上でひとり涙を流す日々…。

もちろん私は医者なので、アトピーの治療も学んでいたし、皮膚科専門の先生方にも相談してきました。でも、そこに症状を良くする答えはなく、そのなかで唯一引っかかったのが、「ステロイド依存性の皮膚炎っぽいからステロイドやめたら良くなると思うと」という開業医の先生の言葉だったんです。

私はそこで初めて、西洋医学の怖さと限界を肌で感じました。そして、薬の限界を超えたときの絶望感と、その薬が逆に悪化させていたという現実から後悔とともに不信感も芽生えてきました。

そこから私はステロイドをやめるために1ヶ月近く入院しました。その時の体験はもう想像を超えていて、本当に辛くて苦しくて、悲しくて情けなくて、早くこの状況から逃れたいの一心でした。

何でこうなったんだろう?とか、これから良くなるのかなぁ?とかばかり考えていたし、本当に内面も外見もボロボロで、なんで自分だけが?とか、自分の存在価値とかあるんだろうかって思っていました。

アトピーの重症化と入院生活から、自分の人生に本気で向き合い始める。

でも、ここが私の人生の転換期でした。学生時代までの楽しく自由気ままな人生から一転し、自分の人生に本気で向き合い始めました。

産業医の仕事の傍ら、様々な代替療法や健康法を探しながら、健康って何なのか?なんで病気になるのか?と健康や病気についての本質を追求していく人生が始まったんです。

まずは、運動好きだったのもあり、体感として効果を感じやすいボディワーク(ヨガ・気功・整体)から始めました。入院中は痒みが鎮まるまで眠れなかったので、毎日2~3時間はヨガをしていましたね。そして、退院後は整体に通いながら、気功もやっていたその先生と中国まで気功を習いに行ったりもしていました。

そして、次第に食事療法や栄養療法もかなり本格的に学ぶようになりました。学生時代には試験前に読み流すしかしなかった基礎の医学書(標準生理学とハーパー生化学)を全て読み返し、ホリスティック栄養学、酵素栄養学、分子整合栄養医学、細胞環境デザイン学、様々な栄養学を学んでは実践していきました。

そのおかげで体調は次第に良くなり、普通に生活できて仕事もできるし、ようやく趣味も楽しめるようになりました。ここまでに7~8年くらいかかりました。

本質を学べば学ぶほど、統合医療を広めていこうという使命感に突き動かされる。

さらに、とにかく本質や真理を知りたかったので、医療や健康という分野にこだわらず、古典医学や古武術系や海水温熱の人達から宇宙の法則なんかを聴くのも大好きで(特に飲みながら^^)、マニアックな知識がどんどん増えていきました。

この頃は、少しずつ求めていた真理に近づく感じで充実していたし、統合医療をやっていく使命感に燃えていましたね。

でもその一方で、体調も前より良くはなっていたのですが、何かあると悪化を繰り返しては落ち込み、完全に治すことを諦めそうになったり、あれはダメこれはダメと次第に強くなる条件付けに苦しくなっていたり、何とも言えない虚しさや孤独感をふとした瞬間に感じたりもしていました。

そんな時に、栄養関係で知り合ったドクターからトリニティのことを聞いたんです。当時はまだスピリチュアルメソッドのひとつでした。

初めてトリニティのセミナーを受けたときは、正直よく分からなかったんですけど、何かが反応してて直感的にここに私が求めていた真理がありそうって思ったのを覚えています。

想定外の妊娠で、これまで創ってきたもの創ろうとしていたものを全て手放す。

でも、それと同時期に思わぬ妊娠が分かったんです。私は一瞬悩みながらも、不思議と何かの繋がりも感じていて、そのまま未婚で育てる決意をしました。そして、東京に出て来てこれから創り上げようとしていたものを全て手放し、東京を離れることにしました。

もしかしたら、きっとまた心の感情と肉体がついて来れてなくて、一旦リセットをかけたかったのかもしれません。

そして数年後・・・

長野に引越してまた東京に仕事で通うようになり、トリニティのセミナーで一緒だった赤塚さんの治療院に通い始めることになりました。そこで途中から再びトリニティの話題になり、勧められるままに愛梨さんのREBORNセッションを受けることになったんですね。

愛梨さんのREBORNセッションで、今まで体験したことのない「無条件」の世界を垣間見る。

すると、これが今まで体験したことのない特別な感覚だったんです。いつもクリアな頭はぼ~っとするし、体はフワフワしていて何とも変な感じで、でも不思議なことに愛梨さんから「今の方が整ってるよ」って言われたんですよ。

体の専門家の赤塚さんからも「本来の女性らしい体つきに変わったね」と言われ、何とも不思議でした。今振り返ると、その時に無条件の世界を瞬間的に垣間見て、何かが変わるきっかけになったんだと思います。

そして、愛梨さんのトリニティFinalセミナーを受け、そこから、この世と人間を創った無条件の神の観点を観ようとすることを意識し始めました。

この世は、心の感情で捉える二元性と、頭の思考で捉える時間と、体の肉体で捉える分離のアトラクションだから、今の自分に起きていることを心と頭と体で捉えてみること。そしてそれを、良いも悪いもなく、原因と結果や目的や手段でもなく、また誰かと比較するものでもなく、そのまま観ようと努力し始めました。

そんななか、昔から疲れてくるといつも気になる右肩の重みというか硬さがあったんですけど、赤塚さんからシェアのエネルギーが反応しているよと教わり、そのエネルギーを自分の心と頭と体で捉えてお祈りしながら無条件化していくことで、その重さや硬さが取れるのを体験したんです。

そのときはまだ自分でエネルギーを捉えることが難しかったんですけど、あぁ本当にエネルギーと症状って繋がってるんだなと実感できた体験でした。

自分から神を求め、神を愛して、神とともに生きようと決めると…

そんなことを繰り返しながら、私も少しずつ自分から神を求める(愛する)ようになってきたんですね。そして自ら積極的に神の観点を観て生きようとしはじめたことで、自分の闇罪孤独とも少しずつ向き合えるようになってきました。

そして、色々悩みながらも神の意図を受け入れ、そのなかでの自分の役割を果たすために生きようと決めたんです。

すると、その時に初めて、神を求める以外の何もしなくても、勝手に心が充たされてくる感覚に出会いました。と同時に、初めて今まで自分の心が枯渇していたことが分かりました(笑)。

そしてさらに、身の回りの環境はほとんど何も変わっていないのに、今までと違う世界を生きているような感覚にもなり、気付けば何か特別なことを意識しなくても、睡眠不足でもサプリメントを飲み忘れていても、アトピーの状態が勝手に良くなっていました。

もちろん常に神の観点を観ながら生きられている訳でもないし、いつの間にかズレてたり今までの生き方が無意識に出ていたりすると、そんな時はやっぱり何だか痒くなるし悪化するんですけど、これも含めて体験としても見せられたんです。

病気や症状を体験する意味は、無条件の神(愛)の存在を思い出して、そこに目覚めるためだった。

そうなると、私が体験している病気や症状って、結局は自分の生き方に向き合うためにあるってことは昔から気付いていたんですけど、その本来あるべき生き方って無条件の神の観点とともに生きていく生き方だったんだなって、本気で思えたし、逆にそれ以外には無いんだろうなって思えたんですよ。

私はアトピーが重症化してからずっと悩み続けて、ひたすら病気の治療法を求めて、病気や健康の本質を探し続けてきたんですけど、そのなかでトリニティに、無条件の神に出会えたことが何よりも良かったと思っています。

だって、病気の原因を探して解決しようとする果てしない繰り返しのレールから抜け出すこともできたし、症状を別の観点から観ていく生き方を知れたのは本当にすごいことだと思うし、このトリニティを生きていると、その病気とか症状がどうこうじゃなくて、それを超えて生きれるから。

だから、これからもトリニティを生きて、無条件の神とともに生きていきたいし、そのなかでの日々の気付きや想いを、これからこのDiaryに記して伝えていきたいなと思っています。

父と子と精霊の無条件の愛のマリアトリニティ